長崎県内9銘柄が金賞 福岡国税局酒類鑑評会

 福岡国税局は、酒造技術や品質の向上を目的に実施する酒類鑑評会の審査結果を発表した。長崎県からは「吟醸酒」「純米酒」「本格焼酎」の3部門の金賞に7製造場の9銘柄が選ばれた。
 例年同局で表彰式と関係者利き酒会を開くが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した。
 同局管内(長崎、佐賀、福岡3県)から吟醸酒の部に51製造場の114点、純米酒の部に48製造場の87点、本格焼酎の部に38製造場の115点が出品され、部門ごとに最高賞の大賞1場と複数の金賞を選んだ。

 本県の金賞受賞の製造場と銘柄は次の通り。
 【吟醸酒】▽今里酒造(東彼波佐見町)「六十餘洲 大吟醸」▽杵の川(諫早市)「杵の川 大吟醸雫しぼり」▽福田酒造(平戸市)「大吟醸 福鶴・長﨑美人」
 【純米酒】▽杵の川「杵の川純米 純忠」▽福田酒造「福田 純米 山田錦」▽森酒造場(平戸市)「飛鸞純米65」
 【本格焼酎】▽梅ケ枝酒造(佐世保市)「梅ケ枝 三人力」▽五島列島酒造(五島市)「五島麦」▽壱岐の華(壱岐市)「初代 嘉助」

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