主演の伊藤健太郎降板の舞台で代役を支えるキャスト陣

10月29日に自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、同30日に釈放された俳優の伊藤健太郎が、主演を予定していた舞台「両国花錦闘士(りょうごくおしゃれりきし)」(12月5日~23日、東京・明治座)を降板することが7日、同舞台の公式サイトで発表された。

同サイトでは、「この度、『両国花錦闘士』に昇龍役として出演を予定しておりました伊藤健太郎は、諸般の事情により、降板する運びとなりました」と報告し謝罪。

公演は予定どおり上演するとし、代役やチケットの払い戻しについては改めて公式サイト、公式ツイッターで案内する。同作は東京公演の後、来年1月5日~13日に大阪・新歌舞伎座、同17日~28日に福岡・博多座での上演を予定している。

「もし、公演が中止になった場合、伊藤にとって一番デカイ賠償金の金額になるのではと言われていた。しかし、すでに準備が整っているので、中止にすることはできず。代役に抜てきされた俳優はわずか3週間ほどの準備期間で仕上げないといけないのでものすごい重圧だろう」(演劇担当記者)

となとると、共演者たちの手厚いサポートが必要になりそうだが、男性陣はジャニーズJr.内のユニット宇宙Sixの原嘉孝、俳優の入江甚儀、若手演歌歌手の徳永ゆうき、ジャニーズJr.の岸本慎太郎と根岸葵海らが主人公のライバル力士役を演じ脇を固める。

「原はその辺の舞台俳優よりもハイペースで舞台をこなしかなり経験豊富。入江も映像作品と並行しながら舞台もこなしている。この2人が中心になって代役の俳優を支えることになりそうだ」(芸能記者)

代役に選ばれた俳優は安心して稽古に合流できそうだ。

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