C大阪から加入のDF庄司 故郷の群馬でV長崎デビュー

【群馬-V長崎】後半20分、厳しくチェックにいくV長崎の庄司(右)=正田醤油スタジアム群馬

明治安田J2第32節最終日(8日・正田醤油スタジアム群馬ほか=10試合)3位V・ファーレン長崎は群馬を2-1で下し、3連勝を飾った。
 J1C大阪から加入した23歳の庄司が、故郷の群馬でV長崎デビューを果たした。センターバックの一角としてフル出場。安定感のある守備で逆転勝ちに貢献した。手倉森監督は「落ち着いたパフォーマンスをしてくれた」と評価した。
 前半13分に失点した直後は、肩を落とす仲間に声を掛け、気持ちの切り替えを促した。身長187センチの高さを生かし、特に空中戦で存在感を発揮。後半6分はCKから惜しいヘディングシュートも放った。終盤は4バックから5バック気味にフォーメーションが変わったが、しっかりと対応していた。

 


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