コロナ インフル 診療・検査医療機関  県328施設指定 

 新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備え、本県ではかかりつけ医などの医療機関が両感染症の相談に応じ、診療する新たな体制への移行が進んでいる。県は「診療・検査医療機関」に、県内の全医療機関の3分の1に当たる328施設を指定(6日時点)。各施設は感染対策など準備が整い次第、発熱患者の受け入れを始めている。ただ、県は施設名を公表しておらず、関係者からは「流行ピーク時に相談先が分からないと、混乱する」と懸念の声も上がる。

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