コロナ禍の飲食店救え 横浜でデジタルスタンプラリー、人気店など100店舗参加

QRコードを使ったスタンプラリーを行う「よこハマグルぐる」(事務局提供)

 コロナ禍に苦しむ横浜市内の飲食店を巡って応援するイベント「よこハマグルぐる」が11月、スタートした。地元の人気店など約100店舗が連携したスタンプラリーなどを来年3月まで展開。シェフたちは「『横浜』の多彩な魅力を味わって、末永いファンになってほしい」と参加を呼び掛けている。

 スタンプラリーは和洋中の老舗やホテルのレストラン、カフェ、バーなどが登録。参加者は各店舗に設置されているQRコードをスマートフォンで読み込みスタンプを獲得。スタンプ数に応じて総額400万円分の景品が抽選で当たる。イベントは来年3月10日までで、抽選は全4回実施する。

 横浜の名所で楽しむレストラン体験会の開催(有料)や、人気店のシェフによるレシピ動画の無料公開など、横浜の食文化をデジタルとリアルを融合させて発信していく。

 イベントは有名店やホテルのシェフらでつくるNPO法人「横浜ガストロノミ協議会」(福山哲郎代表)が代表を務める運営事務局が実施。横浜観光コンベンション・ビューローによる観光促進策「Find Your YOKOHAMAキャンペーン」の連携企画事業の一つとして採択された。

 参加店やイベントの詳細は公式サイト(https://hamaguru.jp/)に。

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