オーラヴル・アルナルズ、フラワーアーティスト・東信の作品をフィーチャーした「The Bottom Line」MV公開

アイスランドのマルチインストゥルメンタル奏者/コンポーザーのオーラヴル・アルナルズが、11月6日発売のニューアルバム『some kind of peace』からフラワーアーティスト・東信の映像作品をフィーチャーした「The Bottom Line」のミュージック・ビデオ(MV)を公開している。

YouTube:Ólafur Arnalds, Josin - The Bottom Line

「The Bottom Line」は、ドイツのオルタナポップ・アーティストのジョシンをフィーチャーしたもので、物憂げなストリングスから始まり、空気感漂うキーボードとジョシンの心揺さぶられるヴォーカルで、一気に花開くような注目の楽曲だ。

MVは、独自の視点から植物の美を追求し続けている日本を代表するフラワーアーティスト、東信の映像作品を起用。タイムラプス(低速度)撮影された映像は、曲とシンクロした花がダンスするような幻想的な仕上がりとなっている。

© Anna Maggy

アルナルズは、「‟The Bottom Line“の根底にあるのは“成長”ということなんだ。アイスランドの僕のスタジオで1週間、ジョシンと一緒に作業をした。僕ら二人とも人生の転換期に差し掛かっていると言っていい。彼女は僕が何年も前から尊敬していた人物だ。この曲を通じて、互いの経験を通い合わせ、分かち合えたことをとても嬉しく思っているよ」と語る。

また、ジョシンは「この曲が言わんとしているのは、自分の存在以外何もなくなるくらい物事を簡素化して、手に触れられるほどにすることで、そこから救いを見つけるということよ。最も深いところにいる“内なる自分”にまで沈み、それまで抑えてきたすべての感情を受け入れるの。オーラヴルとの仕事はとても楽しかったわ。作曲/プロダクションのどちらのプロセスも、私にとっては直感的で刺激的だった。たくさんの話し合い、そして個々のパーソナルな経験から生まれたと言っていい。その根底にあるのは友情よ」と話す。

アルナルズは、11月13〜14日に開催されるアイスランド・エアウェイヴのバーチャル・フェスティバル『ライヴ・フロム・レイキャビク』のトリを務め、『some kind of peace』からの楽曲をライヴ初披露する予定。そして、アルナルズの次なるコラボレーションは、彼がスコアを手がけたショーン・メンデスのドキュメンタリー映画『In Wonder ありのままの世界』で、11月23日にNetflixで公開される予定となっている。

ドキュメンタリー映画『In Wonder ありのままの世界』 公式サイト 

■商品情報

オーラヴル・アルナルズ

『some kind of peace 』

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