2年間の休養期間ですっかり“中身”が変わった大沢たかお

来年公開の映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(三池崇史監督)の始動記者会見が12日、埼玉・所沢市内で行われ、新たなメインキャストとして、俳優・大沢たかお、女優の杉咲花が出演することが発表された。

各スポーツ紙によると、同映画は、1968年の「妖怪大戦争」、05年の「妖怪大戦争」に続く妖怪映画シリーズの最新作で。伝説の妖怪ハンターの血を継ぐ寺田心演じる小学5年の渡辺兄が、世界を救うために冒険を繰り広げる姿を描く。

大沢が演じるのは、狸の妖怪・隠神刑部で、「特殊メイクも2時間くらい毎日やっていた」と苦労談。

寺田は大沢の迫力に圧倒されたことを振り返り、「お芝居が終わるとすごく優しくしていただいて」と笑顔。大沢は、「(撮影中は)心くんをビビらせるミッションがあったので、終わった後はなるべく笑顔で」と語ったという。

「以前の大沢なら、オファーを受けないような役だった。19年に出演した『徹子の部屋』(テレビ朝日)で16年から約2年間に渡り俳優活動を休業した理由を、『頑張っても頑張ってもドキドキしなくなった』と明かしたが、休養後、どの役にも楽しそうに全力投球。すっかり“中身”が変わった」(映画業界関係者)

大学在学中の1987年にスカウトをきっかけにモデルとして活動スタートさせ、ファッション誌、パリ・コレクションでも活躍。

その後、俳優に転身し95年の日本テレビ系ドラマ「星の金貨」で一躍ブレイク、その後、数々の映像作品に出演しTBS系のドラマ「JIN-仁-」が代表作となった。

休養後、人気コミックを実写化した昨年公開の映画「キングダム」では人気キャラの王騎役を演じたが、肉体改造で15キロ増量。現在、続編を撮影中だが、撮影中に負傷したものの続行していたことが報じられた。

プライベートでは99年に歌手の広瀬香美と結婚したが06年に離婚。現在、独身だ。 

参考

© 株式会社ジェイプレス社