長崎県と県観光連盟は、旅行者の目線で本県の魅力を紹介するプロモーション動画を制作した。会員制交流サイト(SNS)で影響力を持つ「インフルエンサー」の力も借りて、新型コロナウイルスで減少している観光客の誘客につなげていく。
県観光動向調査によると、4~6月の延べ宿泊者数は31万4千人で前年同期比76.3%減。宿泊施設の稼働率は28.3%で同36.5ポイント下がるなど旅行需要は大幅に減少した。
動画は▽長崎・大村▽佐世保・西海▽雲仙・島原・小浜▽平戸・松浦▽五島列島▽壱岐・対馬-の6エリアに分けて制作。旅好きなインフルエンサー6人が自由に旅した様子を映像にまとめ、観光ポータルサイト「ながさき旅ネット」で公開している。
このほか6人は写真共有アプリ「インスタグラム」でも旅先の写真を順次公開。それぞれのフォロワーに情報発信してもらう。
県観光連盟は「新しい目線の長崎県を見てもらい、多くの人たちの訪問につなげたい」としている。
旅行者目線で魅力PR 長崎県と県観光連盟 プロモーション動画制作
- Published
- 2020/11/16 23:40 (JST)
- Updated
- 2020/11/17 10:32 (JST)
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