ながさきヘルシーアワード 3部門4団体 健康推進表彰

「ながさきヘルシーアワード」を受賞した4団体の代表者(前列)=県庁

 健康づくりに積極的な活動や独自の工夫をした長崎県内企業や団体、自治体を表彰する本年度の「ながさきヘルシーアワード」の表彰式が16日、県庁であった。
 同アワードは、健康づくりの意識啓発を目的に県が昨年度創設。実践、応援、自治体の3部門に15件の応募があり、計4件を選んだ。
 このうち、実践部門で表彰された社会福祉法人南高愛隣会(諫早市)は、職員と施設利用者の計約1500人向けに健診受診を呼び掛け、メンタルヘルスへの取り組みやスポーツ大会などを開催してきた。
 中村法道知事から表彰状を受け取った同会の酒井龍彦常務理事は「健康管理に努めたことで職場環境の改善につながり、離職率が下がった」と、健康以外の効果を報告。中村知事は「県民が元気にいつまでも住み続けられるよう、取り組みを参考にしたい」とたたえた。

 その他の受賞団体は次の通り。(敬称略)
 ▽実践部門=長崎キヤノン(東彼波佐見町)▽応援部門=ながさき健康・省エネ住宅推進協議会(諫早市)▽自治体部門=佐世保市

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