島原市議会臨時会 食事券を販売へ 補正予算案可決

 長崎県島原市議会は17日、臨時会を開き、新型コロナウイルス禍で落ち込む外食需要を喚起しようと、購入額の2倍分を市内の飲食店などで利用できる食事券の販売事業費7050万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案など3議案を可決、承認した。
 食事券は1冊(6千円分)を3千円で販売。500円券の12枚つづりで、2万冊限定。市内の食堂やスナックなど約170店での利用を見込む。12月上旬から7地区の公民館などで買え、2月末まで使える。
 このほか市長、副市長、市議と一般職員の期末手当(ボーナス)の支給割合を国家公務員に準拠し、それぞれ引き下げる条例改正案も可決した。このため全体では9900万円の減額補正となり、補正後の一般会計予算総額は294億6300万円(前年同期比21.3%増)。

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