【高校野球】21世紀枠県候補校 白山を表彰 選考は来年1月29日

表彰状を受け取った白山の安東拓真部長、竹田一宏総監督、尾形監督(左から順に)=横浜市内

 第93回選抜高校野球大会(来年3月19日から13日間・甲子園)の21世紀枠の県候補校に選ばれた白山が18日、横浜市内で県高野連などから表彰された。同校は初推薦で、県立校では2007年の川崎北以来。

 表彰式に出席した尾形裕昭監督(29)は「周りから愛されるチームを目指して、この秋は厳しい練習をやってきた。子どもたちの頑張りから学ぶものがあった」と実感を込めた。
 白山は1976年創部。春夏を通じて甲子園の出場経験はないが、2018年夏の北神奈川大会と今秋の県大会で8強入りを果たした。尾形監督は「秋の準々決勝でサヨナラ負けした悔しさをばねに、来年はもっと大きなことを成し遂げたい」と語った。

 21世紀枠は12月11日に全国9地区で一斉発表され、来年1月29日の選考委員会で出場3校が決まる。

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