年末年始、出勤する職員を半分に 葉山町

年末年始の休暇取得推進について語った山梨町長=葉山町役場

 新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、葉山町は感染対策や働き方改革推進のため、閉庁する年末年始の前後に職員の有給休暇取得を進め、勤務体制を縮小する。在宅勤務なども活用し、12月28日、1月4~5日に出勤する職員数を通常の半分程度に減らす。

 今春の緊急事態宣言を機に始めた在宅勤務は、12月以降、窓口対応が必要な部署や消防など在宅勤務が難しい部署を除いて全庁的に推進する。

 また、新春のつどいや消防出初め式も中止。成人式は規模を縮小して開催を予定するが、感染の状況を見極め、必要に応じて開催方法を検討する。山梨崇仁町長は19日の会見で「(ウイルスに)かかってうつすことが脅威。引き続き緊張感を持って対策に取り組む」とした。

© 株式会社神奈川新聞社