イメージを形にするまで
このマンションにした決め手は、リノベーションをしやすそうな箱の大きさと形状でした。A様は具体的な空間イメージをお持ちだったので、それを実現できるよう、色や素材、全体のバランスのご提案をさせていただきました。そのため、細部にまでこだわりが散りばめられています。お客様とショールームをまわってマテリアルの一つ一つを探し確認しながら、一緒に部屋を造りあげるという関係性を築けたことに喜びを感じています。
既存の室内を解体した時には、天井のコンクリートになぜか割箸の袋がめり込んでいることを発見し、A様と相談。残しても面白いのではと、そのままにしています。予想外の発見や驚きがあるのもリノベーションの面白いところです。
こだわりの1つはサブウェイタイル
洗面室と浴室にはサブウェイセラミックというタイルを貼っています。サブウェイタイルとは、アメリカの地下鉄が開業したときから駅構内の壁に用いられているタイルです。「サブウェイタイル」という名前は、サブウェイセラミックス社がつくったことから由来になったそうです。
白い長方形のタイルを交互に並べた姿は海外の雰囲気にもなり、水回りの印象を引き締めてくれます。浴室の水栓やシャワーもデザイン性の高いものを選んだため、アクセントになっています。 浴室は在来工法で造りました。
最近ではユニットバスを導入することが多いですが、在来工法(それぞれ部屋の形状や空間に合わせた浴室を作成)にすることで、よりデザイン・選択の幅を広げることができ、壁面にガラスブロックで明かり取りを作ったり同じタイルを貼って洗面室と一体感を出すこともできます。
※在来工法はユニットバスよりも、高額になることや水漏れの心配などの注意点もございます。
BEFORE
AFTER
スペック情報
施工費用
非公開 円
LogRenove(ログリノベ)