松浦市「meets!」最高賞 「アジフライの聖地」発信 日本地域情報コンテンツ大賞

日本地域情報コンテンツ大賞2020の大賞に輝いた松浦市の広報紙「meets!まつらVol.15」

 地域の魅力を伝える日本各地の優れた情報誌やウェブサイト、動画を表彰する「日本地域情報コンテンツ大賞2020」で、長崎県松浦市が発行する広報紙「meets!まつら」が最高賞の大賞に輝いた。
 同大賞は日本地域情報振興協会(東京)が主催し、10回目。全国計222媒体がエントリーし、地方創生や新創刊、タウン誌など計13部門で最優秀、優秀賞などを選出。その中から2媒体が大賞に選ばれた。
 meets!まつらは、福岡向けの松浦市の広報紙として2012年に創刊。19年に同市が「アジフライの聖地」を宣言して以降、アジフライの情報を中心に発信している。受賞した号ではアジフライの東京進出やグッズ開発の経緯を特集したほか、市内27店舗のマップも掲載している。
 同市福岡事務所は「今回の大賞受賞を『アジフライの聖地』として全国で認知度を高めるチャンスにしたい」としている。
 このほか、県内の媒体では、新創刊部門で長崎市の若者向けフリーペーパー「yoriyori」が最優秀賞、大村市の魅力を紹介する民間のフリーペーパー「ビーハッピーおおむら」が優秀賞、地方創生とタウン誌の2部門で民間の季刊誌「樂(らく)」が優秀賞に選ばれた。


© 株式会社長崎新聞社