小学校統廃合見直しを 三浦市民有志、市に提案書

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 神奈川県の三浦市民有志でつくる「三浦まちづくりの会」(田中健介会長)は12日、小学校統廃合などの方向性をまとめた「三浦市学校教育ビジョン」に対する提案書を市に提出した。小学校を8校から3校に統廃合することの問題点を指摘し、市民の意見を聞きながら内容を見直すよう求めている。

 同ビジョンは市の少子化が進む中、2025年度をめどに小学校を統廃合して1中学校区1小学校とし、施設分離型の小中一貫教育を行うことを定めている。

 同会は昨秋から意見交換会や学習会を開催し、①児童が長距離通学を強いられる②教職員がほぼ半減し、教育の質が低下③地域の活力が衰退する─などの不安や疑問の声が上がった。

 提案書では、同ビジョンの充実には①小規模校のメリットを生かしたきめ細かな教育の推進②教育予算の増額で学校施設を改善③子どもが歩いて小学校に通える教育環境を維持─などが必要として、統廃合の見直しを求めている。

 同会は29日午後1時半から市民交流センター研修室(同市初声町下宮田)で意見交換会を行い、今後の対応を話し合う。資料代100円。問い合わせは、重田さん電話046(881)0370。