ブルージェイズがターナー&ブラントリーの獲得に興味を示す

今オフ、積極的に動くことが予想されているチームの1つであるブルージェイズは、ジョージ・スプリンガーとDJ・レメイヒューに興味を示していることがすでに報じられている。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、ブルージェイズはそれに加えてジャスティン・ターナーとマイケル・ブラントリーの獲得にも興味を示し、選手側とコンタクトを取っているという。ブルージェイズが大物フリーエージェント選手の獲得を目指しているのは間違いなさそうだ。

ブルージェイズは自軍からフリーエージェントとなった左腕ロビー・レイと1年800万ドルで再契約を結んでおり、右腕ケビン・ゴーズマンの獲得にも動いていたことが報じられている。ゴーズマンはジャイアンツからのクオリファイング・オファーを受諾して1年1890万ドルで残留したが、ローゼンタールによると、ブルージェイズはゴーズマンに3年4000万ドル前後の契約をオファーしていたようだ。

ブラディミール・ゲレーロJr.が今季から一塁へコンバートされたため、ブルージェイズは正三塁手が不在となっている。今季はトラビス・ショウがレギュラー格として起用されたものの、50試合に出場して打率.239、6本塁打、17打点、OPS.717と物足りない成績。現在はノンテンダーFA候補に挙げられており、ターナー獲得の障壁とはならない。

一方、外野陣は左翼ルルデス・グリエルJr.、中堅ランドール・グリチック、右翼テオスカー・ヘルナンデスの布陣でレギュラーが固まっており、ブルージェイズは中堅手の獲得を目指していることが報じられている。中堅手を獲得できた場合、グリチックが右翼へ移り、ヘルナンデスはフルタイムの指名打者として起用される見込み。3年連続打率3割の好打者・ブラントリーは中堅手の獲得に失敗した場合の「プランB」なのかもしれない。

投打とも大物選手の補強が予想されているブルージェイズ。新オーナーを迎えたメッツとともに今オフの主役となる可能性は高そうだ。

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