60歳マラドーナ氏が死去…手術から2週間後、自宅で心不全を起こす

サッカー界のレジェンドと称えられるディエゴ・マラドーナ氏が心臓発作のため亡くなった。60歳だった。

脳手術を受けたマラドーナが無事退院 代理人「奇跡。最も困難な時期を切り抜けた」

マラドーナのスポークスマンであるセバスチャン・サンチ氏によると、アルゼンチンのブエノスアイレスにある病院で脳の手術を受けた2週間後の水曜、自宅で心臓発作を起こし倒れた模様。懸命な処置も意識は戻らず、25日に死亡が確認された。

訃報を受けたアルゼンチンサッカー協会はTwitterで、「協会とクラディオ・タピア会長を通じて、私たちの伝説の死に深い悲しみを伝える。ディエゴ・アルマンド・マラドーナ。あなたは常に私たちの心の中にいる」と声明を発表。ブラジルのレジェンドであるペレ氏もTwitterでマラドーナに賛辞を贈っている。

「これほど悲しいニュースはあるか。偉大な友人を失い、世界は伝説を失った。まだまだ言うべきことは山ほどあるが、今は神が家族に力を与えてくれるだろう。いつの日か、この空で共にボールで遊べる日が来ることを願っている」。

マラドーナの手術は無事成功 主治医は回復力に驚き「すぐに退院できるだろう」

マラドーナは1986年FIFAメキシコワールドカップで優勝し、最優秀選手としてゴールデンボールを受賞。1990イタリアワールドカップでも準優勝に導いたが、翌年にはコカインの陽性反応が発覚。1994アメリカワールドカップでは薬物検査に失敗し、大会から追放処分を受けた。

レジェンドのマラドーナが60歳の若さで死亡※写真 El Grafico

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