DeNA山下、1軍定着へ打力磨く 「来季は長く結果を」

打撃練習に取り組む山下=横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」(球団提供)

 横浜DeNAの山下幸輝内野手(27)が来季こそ1軍で輝くために、打力を鍛え直している。26日は神奈川県横須賀市夏島町の2軍施設「DOCK」で佐野らと体を動かした。

 6年目の今シーズンは主に代打で起用され、出場39試合で打率2割9厘に終わった。「勢いがあるときは良かったが以降は失速した。来季はより長く結果を出せるように体力をつけたい」と課題と向き合っている。

 今秋は筒香(現レイズ)を育てた大村2軍打撃コーチから指導を受けているという。「詰まったり差し込まれたりしてもヒットが出るように、ライナーの意識を持って練習している」。引退も覚悟して臨んだシーズンで、2年ぶりに1軍でプレーした背番号38。代打の切り札、その先の存在となるためにバットを振り込む。

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