「NAVITIME」、列車遅延をリアルタイムでルート検索へ反映可能に

株式会社ナビタイムジャパンは、11月25日から総合ナビゲーションアプリ「NAVITIME」で、リアルタイムな列車遅延を考慮したルート検索機能の提供を開始した。

この機能は、ルートの検索条件で「リアルタイム遅延考慮」をオンにしてルート検索すると、検索時点で発生中の列車遅延を考慮したルート検索ができるようになる。対応路線は、東京メトロ、JR東日本、都営地下鉄

※1 JR相模線、JR八高線、東北エリアのJR全線を除く。

これまでも「NAVITIME」では、列車遅延時に遅延情報の表示や遅延区間を避けた迂回ルート検索機能を提供していたが、これらの機能を使っても、ユーザー自身で遅れを考慮して出発時刻を設定したり、一度ルート検索や対象区間を指定してから迂回ルートを検索したりする必要があった。

今回、遅れている列車を自動で考慮する機能が追加されたことで、再検索の手間が省け、ユーザーが目的地到着までの最適なルートと正確な到着時刻を素早く把握できるようになった。

また、時刻表でも遅れている列車を表示でき、乗りたい路線がどのぐらい遅れているのかを一目で確認できるようになった。

サービスイメージ(ナビタイムジャパン プレスリリースより)

列車遅延に関するデータは、東京公共交通オープンデータチャレンジや公共交通オープンデータセンターで公開されている列車情報や駅時刻表を活用し、ナビタイムジャパン独自の経路探索技術を基にこれらの機能を実装した。

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