半日でも楽しめるエギング

 前回に引き続き11月15日、19日に読谷沖のエジング(スーパーディープエギング)に同行し取材した。半日コースで午後1時に嘉手納漁港を出船、20分ほどで読谷沖のポイントに着いた。乗り合いのメンバーは常連で顔見知りとあって和気あいあいとした雰囲気で釣りを始めた。

 10分ほどで井上さんが釣ったのをはじめ、0.6~1.5キロのアオリイカがコンスタントに釣れたが、ベテランのメンバーには型が不満。午後3時30分を過ぎた頃から型、数ともに釣れるようになり、ダブルヒットやトリプルヒットを連発し、3回ほど全員がヒット。30杯前後が釣れ、あっという間に午後5時の納竿(のうかん)時間になった。海輝丸の前川船長(電話)090(9787)1570。

 21日にはオーパFCのメンバーで伊是名沖までグルクン釣りに出掛けた。波が高く、伊是名島の島裏で釣りを始めた。サビキ仕掛けを下ろすとすぐにグルクンが釣れたが、釣れる棚が底近くで釣れたり、底から10メートル上で釣れたりと安定しない。

 ハリスを16号まで落として、グルクンを餌に仕掛けを下ろしたメンバーには3~4キロほどのナンヨウカイワリが釣れた。その他、フカセ釣りでは中型のタマン数匹やカツオなどが釣れた。第一大盛丸の沢岻船長(電話)090(4344)3777。 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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