新型コロナウイルスの感染再拡大を巡り、県内で27日、新たに10歳未満～90代の男女219人の感染が明らかになった。1日当たりの感染者数が200人を超えるのは2日連続。相模原市と葉山町で、ともに70代の男性と女性が死亡した。219人のうち104人の感染経路が不明という。
相模原市によると、亡くなった男性は14日に陽性と判明。複数の基礎疾患があった。県によると葉山町の女性は、9月29日に感染が確認され10月30日に細菌性肺炎で死亡した。糖尿病の基礎疾患があったという。
横浜市では、入所者ら3人が感染していた市内の特別養護老人ホームで、入所者20人と職員4人の陽性が判明。市はクラスター（感染者集団）と認定した。市内の認可外保育施設でも保育士ら3人が感染し、クラスターとなった。同施設関連の感染者は計8人。またクラスターが起きていた市立中学校の感染者は16人、昭和大学藤が丘病院（青葉区）は48人となった。
県によると、秦野市の10～40代の男性4人は東海大ラグビー部所属の学生ら。厚木市の10代女性は県立高校の女子生徒という。
一方、横浜市は25日の感染者数を1減の66人に訂正した。抗原検査で陽性だった70代男性が、その後のPCR検査などで感染の疑いが低いと分かった。
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県は27日、県立図書館の職員1人が感染したとして、同館を28日から臨時休館すると発表した。在日米海軍横須賀基地司令部は27日、同基地で関係者6人の感染を確認したと発表した。
