薄紫の花、愛らしく ローズマリー見ごろ 森きらら

見ごろを迎えたローズマリーの花=佐世保市、森きらら

 佐世保市船越町の九十九島動植物園(森きらら)のローズマリーの花が見ごろを迎え、薄紫色の小さな花が来園者の目を楽しませている。
 同園によると、シソ科マンネンロウ属で原産地は地中海沿岸地方。11月から5月にかけて1センチ弱ほどの小さな花を多数咲かせる。挿し木で簡単に増やすことができ、比較的どんな土地でも育てることができるハーブだという。
 動植物企画課の横田美江さんは「葉は料理で使ったりして親しみがあると思うが、花は見る機会があまりないと思う。強い香りとは正反対のかわいらしい花を楽しんでもらいたい」と話している。

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