【新型コロナ】相模原市で新たに11人感染 特養ホームでクラスター 29日

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症の拡大を巡り、相模原市は29日、未就学児から90代までの男女11人の感染が新たに確認されたと発表した。いずれも軽症か無症状だが、市内に住む70代の無職男性1人の感染経路が不明となっている。

 27日に同市中央区の特別養護老人ホームに入所する90代女性の感染を確認したことから、職員と入所者計35人を検査した結果、30代の男性職員1人、70代男性、80代女性、90代女性の入所者3人の感染が判明した。施設の感染者は計5人となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したとみている。

 また、横浜市内在住の20代男性は、過去に10人の感染が判明していた相模原南署に勤務する巡査で、同署では11人目の感染確認となった。

 また、過去に家族の感染が判明していた未就学児の男女3人の感染も判明した。相模原市内で接客を担当していた10代のアルバイト女性の感染も確認された。

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