新型コロナウイルスの影響で懸念される運動不足を解消しようと、藤沢駅北口のサンパール広場(神奈川県藤沢市)で29日、ラジオ体操が行われた。藤沢駅周辺地区エリアマネジメントが主催する体験型イベント「ふじさわ健康マルシェ」の一環で、市民約40人が参加した。
親子連れらが集合。専門家が体の動かし方や体操の効果を説明した後、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確保した上で、ラジオ体操の曲に合わせて体を動かした。駅へ向かう途中、立ち止まって体操する人も。
同市在住の主婦(72)は「青空の下で気持ちよかった。体が温かくなった」と話した。ラジオ体操を日課にしている鈴木恒夫市長も参加し、「自宅で気軽にできるラジオ体操の効果を共有し、健康寿命日本一を目指したい」と呼び掛けた。
イベントでは、血管年齢測定や健康相談、未病指標アプリの体験ブースもお目見え。ストレッチ体操や有酸素運動などを組み合わせた「ふじさわプラス・テン体操」、ヨガ体験、幼児や小学生を対象にしたチア体験なども行われた。