医療ミスはあったか否か…アルゼンチン司法当局、マラドーナ氏主治医の自宅とオフィスを捜査

アルゼンチン司法当局はディエゴ・マラドーナ氏の死亡原因の捜査として、主治医レオポルド・ルケ氏の医療ファイルを押収した。

60歳マラドーナ氏は25日に、心臓発作でブエノスアイレス郊外のある自宅で死亡。検察官は捜査の資料として、ルケ氏の自宅とオフィスから医療ファイルの回収、並びに捜索を要求した。検察庁は声明で「調査と証拠の立証は、故人の家族を含む人々から依頼された」と発表。「証拠を収集する上で、医師ルケに自宅とオフィスの捜索を要求する必要があった」と伝えている。

一方ルケ氏はアルゼンチンTV局の取材に応じ、「彼らに医療ファイルを渡した。医療ミスはなかった」と主張。「マラドーナは薬物乱用の問題で何年も苦しんでいた。私は彼にできる限りのことをしたし、助けを必要としていた」と言及している。

マラドーナ主治医の自宅を捜索※写真 Marcos Brindicci

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