2日(水)関東は曇りがちで寒く 週後半は西日本中心に晴れ

 1日(火)朝は今シーズン一番の冷え込みとなった所が多く、水戸や長崎、熊本で初氷を観測した。長崎の初氷は平年より20日、昨年より1か月くらい早い。

 昼過ぎにかけては、西・東日本で平年並みの気温となるが、北日本は寒い状態が続き、札幌の最高気温は0℃までしか上がらない見込み。今夜も北日本を中心に、冷え込む地域が多くなりそうだ。

■2日(水)関東は雲多い

 北日本の日本海側は雲が多く、まだ所々で雪が降る見込み。 太平洋側は2日(水)にかけても晴れる所が多いが、東京など関東は低気圧や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、午後は沿岸を中心に雨の降る所がありそうだ。

関東は雲が多いため空気が冷たく、暗めの時間帯が長いことで師走感がいっそう増すものと思われる。一方、東海から西の各地は、日中の気温が1日(火)より気温が高くなる見通し。

■3日(木)以降の天気  

日本海側は北陸で曇りや雨、北日本は雪の降る日が多いが、5日(土)~6日(日)は天気がいったん持ち直す所が多い。ただ、この時季らしく晴れる時間は短めで、7日(月)は再び天気が崩れる見込み。太平洋側は西日本を中心に晴れるが、関東は週末から週明けに雲が広がりやすい予想となっている。気温は全国的に平年並みか高めの日が多く、しばらくの間、特に強い冷え込みはなさそうだ。

(気象予報士・高橋和也)

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