【新型コロナ】横浜で68人感染 死亡の男性は誤嚥性肺炎で入院後発症

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は1日、クラスター(感染者集団)が発生した昭和大学藤が丘病院(同市青葉区)に入院していた80代男性が亡くなった、と明らかにした。また、10~90代の男女68人の感染が新たに確認された。29人の感染経路が不明で、経路が判明している39人のうち26人は家庭内感染という。

 市によると、亡くなった男性は11月1日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため入院。その後発症し、5日に陽性と判明した。死因は新型コロナウイルス感染症という。

 新規感染者68人のうち、70~90代の女性4人は、クラスターが起きた市内の有料老人ホームの入居者。施設内の陽性者数は他自治体の患者も含め計19人となった。

 同じくクラスターが発生した済生会横浜市東部病院(同市鶴見区)では、20代女性職員が感染。同病院の陽性者数は計11人となった。

 ◇

 市は1日、11月28日に感染を公表した50代女性について、26日公表分と重複していたと発表。28日の感染者数を1減の117人に訂正した。

© 株式会社神奈川新聞社