【新型コロナ】神奈川県所管域で33人感染 東海大生さらに2人

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は1日、県所管域で新たに10歳未満~80代の男女33人の感染が確認されたと発表した。いずれも軽症または無症状で、13人が感染経路不明という。

 年代別の内訳は、50代が8人、20代5人、30代・60代・80代が各4人、10代3人、40代・70代が各2人、10歳未満1人。

 秦野市の10代男性2人は東海大学の学生で、クラスター(感染者集団)が発生しているラグビー部ではない運動部員だが、同じ部に所属する10代女子学生の濃厚接触者という。

 大和市の70代~80代の女性2人はクラスターが発生している市内の「みどり野リハビリテーション病院」の入院患者で、同病院の感染者は14人(患者12人、職員2人)となった。

 同市の60代女性と80代男性は県内で接待を伴う飲食店を経営し、60代男性客が既に感染していた。

 横浜市の80代女性は、クラスターが発生している有料老人ホームの利用者。小田原市の50代男性は県環境農政局西部漁港事務所(同市)の職員で、職場に濃厚接触者はいないという。

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