密集地域 拡大を危惧 都農でも鳥フル疑い

都農町で鳥インフルエンザの疑いがある鶏が確認されたことを受けて開かれた県対策本部会議=1日午後7時40分、県庁講堂

 「2日連続で発生するとは」「これ以上、どんな対策をすればいいのか」―。日向市東郷町に続き、都農町の養鶏場で鳥インフルエンザの感染疑いが確認された1日、地元自治体や県内の養鶏関係者に困惑が広がった。同町周辺は県内トップクラスのブロイラー飼育数を誇る地域で、移動制限などで影響を受ける養鶏農家は多い。関係者は「終息に全力を尽くすしかない」と危機感を強めている。

© 株式会社宮崎日日新聞社