長崎県南島原市加津佐町の中華料理店「華豊」が、食品衛生優良施設として本年度の厚生労働大臣表彰を受賞した。衛生推進記録を導入し安全性の向上に努めている点が評価された。
厚労省は他の模範となる優良な食品衛生施設を毎年表彰している。本年度は全国108件、県内ではうなぎ割烹(かっぽう)「北御門」(諫早市)も選ばれた。表彰式は例年東京で行われるが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため中止となった。
華豊は従業員の中から月ごとの正副リーダーを決定し、食品・食材の適正管理や冷蔵・冷凍庫の清掃などを詳細に記録。勉強会も実施するなど、衛生管理の徹底に努めている。
濱龍一郎店長(43)は「大変栄誉なこと。受賞はスタッフ全員の努力のたまもの。これからもお客さまに喜ばれる店を目指し、食の安全・安心に努めていく」と話した。
食品衛生で厚生労働大臣表彰 南島原の中華店「華豊」 諫早「北御門」も
- Published
- 2020/12/02 15:00 (JST)
- Updated
- 2020/12/02 23:56 (JST)
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