ケアマネ試験合格者を発表 長崎県、本年度は99人

 長崎県は2日、介護保険を利用する人のケアプランを作るケアマネジャーになるために必要な介護支援専門員実務研修受講試験の本年度合格者99人を発表した。
 受験者数は750人で合格率は13.2%。合格者は計87時間の実務研修を受講し県に申請、登録すると資格が得られる。受験者数は第1回の2006年度が最多の3265人だったが、18年度から千人を切っている。県長寿社会課は受験者数の減少について「研修時間増など制度変更が要因」とみている。
 県内の有資格者は9690人。うち4964人は資格の有効期限が切れており、ケアマネジャーとして働いていないという。

 


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