明治安田J2第39節は6日、各地で計11試合が行われる。20勝10分け8敗（勝ち点70）の3位V・ファーレン長崎は午後2時から、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で15勝11分け12敗（同56）の7位山形と対戦する。
V長崎は前節、13試合ぶりとなる複数失点を喫して昇格争いから一歩後退。2位福岡との勝ち点差が4に開き、1試合で追いつけなくなった。ここからは4戦全勝が求められる厳しい状況の中、手倉森監督は「他力も必要な状況だが、すべて勝って地力を証明する。長崎はそういう戦いができる」とチームの可能性を信じている。
4戦負けなしの山形は、前節も1-2の後半ロスタイムに連続ゴールを決めるなど勝負強さを発揮。連動したプレッシングが90分を通じて機能している。手倉森監督にとっては指導者の道を歩み始めた思い入れあるクラブで「陸奥らしい粘り強さ、最後まで諦めない体質がある。毎年プレーオフに絡むような位置にいて、年末に強い印象」と十分に警戒している。
