首位と14位による“ノースロンドン・ダービー”…調子の差がそのまま結果に出るか 〜第11節プレビュー〜

同じノースロンドンに本拠地を置く両チームは、プレミアリーグで大きな差が生じている。負けなしが続き首位に君臨するトッテナム・ホットスパーと、トップ10どころか14位まで沈んでいるアーセナル。今シーズン1発目のダービーは、調子の差が大きく反映されるかも知れない。

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欠場者情報
トッテナム・ホットスパー
・トビー・アルデルワイレルドはマンチェスター・シティ戦で鼠蹊部を負傷。アーセナル戦でピッチに立つのは難しいだろう。
・エリク・ラメラはアキレス腱を痛めてベンチ外が決定的。セルヒオ・レギロンとカルロス・ヴィニシウスはメディカルスタッフからのゴーサイン待ちだ。

アーセナル
・登録外のメスト・エジル、膝の軟骨を損傷したガブリエウ・マルチネッリは引き続き離脱中。ニコラ・ぺぺも膝の痛みでダービー欠場は濃厚だ。

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マッチプレビュー
トッテナム・ホットスパー
本拠地でのアーセナルとのリーグ戦は、2014年3月を最後にここ6試合負けなし(4勝2分)のトッテナム。あと3試合無敗が続けば、1960年1月〜1968年1月に樹立した最長記録に到達する(9戦無敗)。またジョゼ・モウリーニョ監督は、7月に行われた初の“ノースロンドン・ダービー”で勝利。就任2連勝となれば、アーセナルの指揮官だったジェームズ・アンダーソンが1955-56シーズンに達成して以来の快挙となる。

アーセナル
1993年8月から最も低い順位で“ノースロンドン・ダービー”に臨むアーセナル。当時は21位でホワイト・ハート・レーンに乗り込み、イアン・ライトのヘディング弾で勝利を収めた。また就任初となった昨シーズンのダービーで敗れたミケル・アルテタ監督は、今節も負ければアーセナル史上ダービーで就任2連敗を喫した2人目の指揮官に。1人目は1966-67シーズンに指揮したバーティー・ミー氏だ。

調子の差がそのまま結果に現れるか※写真 Getty Images

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