長崎県平戸市宝亀町のカトリック宝亀教会で、門や樹木などを彩るイルミネーションが施され、温かく包む光が地域住民や観光客を楽しませている。来年1月10日まで。
同教会の信徒、小川益見さん(75)が中心となり、20年以上前からこの時期に取り組んでいる。信徒5人が3日間で白、赤、緑、青などの発光ダイオード(LED)照明を飾り付けた。
今年は教会前の石垣修復工事に伴い、樹木の一部が取り除かれた。このため、小川さんが廃材を利用し高さ約6メートルのポールを立て、キリスト生誕にちなんだ「ベツレヘムの星」をかたどったオブジェを設置。教会正面の壁には、新たに星形の飾りも加えた。
小川さんは「観光客や早朝のミサに訪れる信徒らの心を和ませられたら」と話している。イルミネーションの点灯は午前5時~7時、午後5時~9時。
「心を和ませられたら」 宝亀教会を包む 温かい光 1月10日まで
- Published
- 2020/12/05 23:55 (JST)
- Updated
- 2020/12/06 15:06 (JST)
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