神楽面作家が作るマスコットキャラ

 ◎…職人歴25年で初挑戦―。椎葉村の神楽面作家古川三鶴亀(みつるき)さん(84)は上椎葉ダム展望台用に、村のマスコットキャラクター「おつるちゃん」をモデルにした人形を作った=写真。
 ◎…仏像制作の経験はあるが、人形作りは初めて。約2カ月かけてヒノキ材をくりぬき、色づけした。新型コロナウイルス禍を忘れて笑ってほしいと、かわいらしいポーズに仕上げた。
 ◎…「日焼けで色が落ちるから日傘を作ろうか」「立像も作りたい」と古川さん。地域活性化への熱い思いを源泉に、来訪者を喜ばせるためのアイデアが次々あふれ出ているようだ。

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