都城、小林で鳥フル 都城は「高病原性疑似」

 県は7日、都城市高崎町と小林市のブロイラー養鶏場各1カ所で、致死率が高い高病原性鳥インフルエンザの疑いがある鶏が見つかったと発表した。都城市高崎町の養鶏場の鶏は、PCR検査で高病原性の可能性が高い「H5亜型」の遺伝子を確認し、国が同日午後8時に県内で今季4例目となる疑似患畜と判定。県は陸上自衛隊に災害派遣を要請し、8日未明から約6万羽の殺処分を始めた。約4万3千羽を飼養する小林の養鶏場は同市野尻町にあり、簡易検査で陽性反応が出た。疑似患畜と判定されれば、今季5例目となる。

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