長崎県対馬市厳原町で12日、厳原港新国内ターミナルビルの供用式があり、国県市の関係者ら約40人が国境の島の新しい玄関口の完成を祝った。
国交省などによると、同ビルの建設は国県市が2003年度から22年度までの予定で取り組んでいる厳原港離島ターミナル整備事業(対象面積約10ヘクタール)の一環。新国内ターミナルビルは鉄筋コンクリート造2階建て(延べ床面積1911平方メートル)で、従来と比べて約2倍広く、バリアフリーとなっている。
供用式で中村法道知事は「交流人口の増大や地域活性化に寄与すると期待している」と式辞。比田勝尚喜市長は「今後は(旧国内ターミナルビルを改装した)国際ターミナルビルの整備や、緑地広場の整備などが残っているが、早期完成を目指していきたい」と述べた。
対馬・厳原港に新ターミナル 供用式で関係者祝う
- Published
- 2020/12/13 00:00 (JST)
- Updated
- 2020/12/14 16:09 (JST)
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