学生ロボット競技で沖縄の小学生が日本一沖縄アミークスの2人が快挙

 【うるま】国内最大級の学生ロボット競技コンテスト「WROJapan2020 決勝大会オンザウェブ」が12日、オンライン上で開催され、沖縄アミークスインターナショナル小学校のチーム「AMICUS RS」が小学生部門で満点を獲得し、優勝した。同校の優勝は2年連続。同校は先月の世界大会でも、小中学生の両部門でそれぞれ6位入賞を果たした。

 同チームは5年の金城颯真さん(11)と6年の山田黎弥さん(12)の2人。レギュラーカテゴリーのエキスパート競技(小学生部門)に出場した。

 自律型ロボットを使い、与えられた課題を制限時間内にクリアする競技で、技術やタイムを競った。ロボットには児童があらかじめプログラムを組み込んでいる。

 全国から49チームが出場し、最終的に勝ち上がった9チームが決勝に進出した。

 今大会は新型コロナウイルス感染症の影響で、初めてオンラインで開催された。金城さんと山田さんは「優勝できてうれしい。技術の精度を上げることに力を入れてきた。その成果が表れた」と喜んだ。

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