田野、美々津で鳥フル 県内6、7例目

 県は14日、宮崎市田野町の採卵鶏養鶏場と日向市美々津町のブロイラー養鶏場の鶏から、PCR検査で致死率の高い高病原性鳥インフルエンザの疑いがある「H5型」ウイルスの遺伝子が検出されたと発表した。国は同日、県内で今季6、7例目の疑似患畜と判定。県は関連農場や出荷先の食鳥処理場の鶏を含め、宮崎市田野町の6例目で約12万6千羽、日向市美々津町の7例目で約5万3千羽の殺処分を開始。発生農場から半径10キロ圏内で鶏や卵などの移動・搬出制限区域を設定した。

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