五島の自然かわいくデザイン ジオTシャツ完成 福江中の女子3人

インスタグラムの画面をイメージしたジオパークTシャツを作った中学生3人と、野口市長(右)=五島市役所

 長崎県五島市立福江中3年の女子3人グループが、市が日本ジオパーク認定を目指す島の自然をモチーフに、オリジナルTシャツを作った。3人は11日に市役所を訪れ、野口市太郎市長やジオパーク推進班の職員にTシャツを贈った。
 地域貢献をテーマに取り組んだ授業の一環。見どころとなるジオサイト候補地の高浜、鬼岳、大瀬崎などを手描きし、4種類のデザインを考案した。それぞれ写真共有アプリ「インスタグラム」の画面に似せ、ジオパーク情報を発信する市のインスタアカウントにつながるQRコードもプリントしている。
 グループ名は、3人の名前から1字ずつ取った「ジオ真詩華(まじか)」。Tシャツ製造などを手掛ける同市の事業所「けいぷはうす」が協力した。小林智華さん(15)は「かわいく目を引くデザインにしようと、若い人に人気のインスタをイメージして作った。五島が日本ジオパークに認定され、全国の人に島の自然の良さを知ってほしい」と話した。

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