V・ファーレン長崎 最終戦白星 金沢に3-1

前半39分、V長崎のルアン(左)の先制ゴールに沸くスタジアム=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 明治安田J2最終節(20日・トランスコスモススタジアム長崎ほか=11試合)3位V・ファーレン長崎は金沢に3-1で競り勝った。通算成績は23勝11分け8敗で最終順位も3位。勝ち点80は2017年に並ぶクラブ史上最多タイを記録した。首位徳島は2位福岡に0-1で敗れて勝ち点84で並んだが、得失点差で初優勝を決めた。

 V長崎は前半39分、ルアンがDFからボールを奪って右足で先制した。後半21分にCKから追いつかれたが、ロスタイムに磯村が自ら得たPKを決めて今季初得点。さらに終了間際、秋野のパスを玉田が滑り込みながら合わせてダメ押しの3点目を挙げた。
 試合後は会場でファン感謝デーが開かれ、今季限りで退任する手倉森監督や引退する徳永がファンに別れのあいさつ。2021年シーズンのユニホーム発表もあった。


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