年末年始は厳しい寒さ 日本海側は大雪のおそれ 早期天候情報

 北日本は24日(木)ごろまで、東・西日本は今後1週間程度は、気温が平年並みか高い見込み。
 ただし、北日本は25日(金)以降、その他の地方も来週前半には寒気の影響を受け始める予想で、29日(火)ごろからは、広い範囲で気温が平年よりかなり低くなる可能性がある。
 このため、気象庁は北・東・西日本に「低温に関する早期天候情報」を発表し、水道管の凍結や農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。

21日(月)気象庁発表「早期天候情報(平均気温)」 出典=気象庁HP

 また、29日(火)ごろからの5日間ほどは、日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があるとして、北海道日本海側、東北日本海側、北陸、群馬県北部、長野県北部、岐阜県山間部、近畿日本海側、山陰に、あわせて「大雪に関する早期天候情報」が発表された。年末年始は、交通障害や除雪などの対応に留意する必要がある。

早期天候情報とは

21日(月)気象庁発表「早期天候情報(降雪量)」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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