レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はクラブ年次総会で、ヨーロッパ・スーパーリーグ設立を支持すると表明した。
FIFA支援で計画される“ヨーロッパ・プレミアリーグ”…フィーゴ氏は断固反対「サッカー界を壊してしまう」
ヨーロッパ・プレミアリーグという名の下で検討され、欧州ビッグクラブが18チーム集い王者を決定するという新リーグの提案。リバプールのフェンウェイ・スポーツ・グループやマンチェスター・ユナイテッドのオーナーであるグレイザー家が中心となり、レアルやバルセロナ、アトレティコ・マドリードが積極的な姿勢を見せている。賛否両論が飛び交う中、ペレス会長は年次総会のスピーチで「サッカー界の改革を待つことは出来ないし、それに対処する必要がある」と語った。
リバプールとユナイテッドが立案した“プロジェクト・ビッグ・ピクチャー”…FAや他クラブは反対の姿勢
「コロナウイルスのパンデミックが全てを変えた。私たちをより脆弱にしていきサッカーを蝕んでいくだろう。サッカー界は競争力のある大会を必要としている。このクラブは全ての技術革新の一部になっている。1904年には7つの国際連盟と共にFIFAの創立メンバーになった唯一のクラブだ」。
「1955年には欧州カップの原動力となり、サッカーを歴史を変えた革新的な瞬間となった。これらの変化がなければ今日のサッカーはなかったはず。私たちは新しい時代に直面する必要がある」。