年内最後の試合で今シーズン初黒星を喫したユベントス…ピルロ監督は失望露わ「集中を欠いていた」

ユベントスのアンドレア・ピルロ監督は、フィオレンティーナ戦では選手たちの集中力を欠いていたと認めた。

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年内ラストマッチのセリエA第14節フィオレンティーナ戦に臨んだユーベは、開始早々3分にいきなり失点。その後18分にファン・クアドラードが一発退場となり、ゴールを目指し奮起するも終盤に力尽き0-3で今シーズン初黒星を喫した。今年最後の試合で苦汁をなめたピルロ監督はゲーム後、「レッドカードは言い訳にならない。結果は相手ではなく私たちの欠如のせいだ」と厳しい意見を述べている。

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「クリスマス前にこのような事が起こる可能性がある。私たちは集中していなかったし、リカバリーできなかった。退場処分の映像ははっきり見た。私たちに有利な判定もあったかも知れないが、それをコメントしたいわけではない」。

一方で没収試合となっていたナポリ戦がイタリア国立オリンピック委員会(CONI)の裁定により覆り、来年に再試合が決定した。ピルロ監督は、「試合をやり直すのは気にしていない。それよりも他のチームがはるかに多くの感染者を出してプレーしていたのに失望している」とコメント。「裁定が正しかったどうかは言わないが、より困難な状況でプレーを続けた他のチームには公平とは思えなかった」と続けている。

今季初黒星にピルロ監督が失望露わ※写真 Soccrates Images

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