米軍提供施設の佐世保・崎辺東地区 1月25日までに返還

 海上自衛隊の大型岸壁整備が計画され、現在米軍提供施設となっている佐世保市の崎辺東地区について、防衛省は23日までに、来年1月25日までに日本側に返還されると発表した。
 同地区は約12万9千平方メートル。2015年8月、日米合同委員会が日本への返還に合意していた。防衛省によると、米側は、地区内の消防訓練施設を赤崎貯油所(同市)に移設することを返還条件とし、今年8月までに移設が完了した。
 防衛省は同地区に海自の大型艦船の係留施設や補給施設を整備する方針。

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