家庭でのIT活用学ぶ 母親の負担減狙いオンライン講座

家庭で活用できるアプリを紹介するオンライン講座

 家庭でのITの活用について学ぶオンライン講座が23日あり、佐世保市や近郊に住む母親らが家事に役立つアプリなどの使い方に触れた。
 母親の負担感を減らそうと、同市在住で学校のプリントを整理するアプリの開発を手掛ける「MamaLeaf」の豊福鮎美代表(41)が企画した。
 豊福代表は、子どもがITに触れやすい環境づくりを始めることを呼び掛け、絵や図でプログラムを作るアプリ「ビスケット」や、ICT(情報通信技術)教材のウェブサイトなどを実際に操作しながら紹介。片付け支援に取り組むマスターライフオーガナイザーの三浦峰子さん(38)も、写真や家電製品の取り扱い説明書の整理に便利なアプリなどを説明した。
 豊福代表は「地方と都市部では子育ての情報格差があるように感じている。お母さんたちが子どもの将来について情報を集めるための手伝いをしたい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社