若葉竜也 クリスマスの公開に「青春映画になっているという覚悟を感じる」 映画「AWAKE」で棋士役

吉沢亮主演の映画「AWAKE」が本日公開となり、都内で初日舞台あいさつが行われた。吉沢亮、若葉竜也、落合モトキ、馬場ふみか、山田篤宏監督が登壇。英一のライバルである棋士を演じた若葉が、作品や演じたキャラクターなどを語った。

作品について若葉は、将棋が題材ではあるものの「青春映画だと思う。そこに人がいて、挫折があって、夢があって」と述べた。さらにクリスマスでの公開となったことについて、「見に来ないと思ったんです。誰も」と会場の笑いを誘いつつ、「覚悟だなと思いました。スタッフたちの。ちゃんと青春映画になっているという覚悟を感じた」と語った。

役作りについては、将棋の指し手が大変だったことを明かした。監督からは、「すべてのたたずまいが計算されていて、見た方からには”棋士にしか見えない”と言っていただいている」と、指し手だけではなく全身で棋士を表現していたことが語られた。また、2020年については、朝ドラへの出演がチャレンジだったことを振り返った。

「AWAKE」は、2015年に実際に行われ、ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、が書き下ろした完全オリジナルストーリー。棋士になる夢をあきらめた大学生の主人公が、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見いだし、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語である。主人公の英一を2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演する吉沢亮が、かつての英一のライバルで圧倒的な将棋の才能を持つ陸を若葉竜也が演じている。

AWAKE
公開中
配給:キノフィルムズ
©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

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