【ホープフルS】昨年のコントレイルに続き東スポ杯2歳S勝ち馬ダノンザキッドがV

ホープフルステークスで1着となったダノンザキッド

2歳GⅠのホープフルS(芝内2000メートル)が26日の中山競馬場で行われ、川田将雅騎手騎乗の1番人気、ダノンザキッド(牡・安田隆厩舎)が好位追走から押し切って、東京スポーツ杯2歳Sに続く重賞2連勝でGⅠ初勝利を飾った。2着には3番人気のオーソクレース、3着には4番人気のヨーホーレイクが入った。なお、逃げた2番人気のランドオブリバティは勝負どころから外に逸走、三浦騎手が落馬し競走中止となった。

20日の朝日杯FS(グレナディアガーズ)に続く2週連続の2歳GⅠ制覇となった川田騎手は「前走で感じた不安点を、厩舎スタッフの方が素晴らしい調整してくれました。道中のリズムは良くなくて激しいレースにもなりながら、なんとか頑張ってくれと思っていました。無事に負けることなくここまで歩みを進めることができましたし、また来年いい道を歩んでいければと思っています」と振り返った。

新馬戦→東スポ杯2歳S→ホープフルSの3連勝は今年無敗の3冠馬に輝いたコントレイルとまったく同じ道程。今年の勝ち馬も来季クラシックでの活躍が見込まれる。

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