献血協力訴え コロナ禍、輸血用血液足りず

ビニールシートの間仕切りを設けるなど感染対策が徹底された献血バス=宮崎市

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、年明けの輸血用血液の在庫切れが懸念されている。県内の今月の献血協力者数はコロナの影響で目標より約1割少ない上に、献血バスを出していた初詣などに出掛ける人が少なくなるとみられるためで、県赤十字血液センター(宮崎市)は「県内では輸血用血液の需要が高まっており、医療機関を支えるためにも協力してほしい」と訴えている。

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