【RIZINインタビュー】山本美憂はベルト奪取へ闘志むき出し

オンライン会見に出席した山本美憂

大みそかの格闘技イベント「RIZIN.26」(さいたまスーパーアリーナ)の出場全選手インタビューが29日にオンラインで行われ、浜崎朱加(38)との女子スーパーアトム級タイトル戦に臨むレスリング元世界女王の山本美憂(46)が勝利を誓った。

米グアムを拠点としているため、帰国後に2週間の自主隔離が求められたが「結構追い込みはグアムの方でやってきたので、技の確認などをやっていました」と問題なしを強調。その上で「浜崎選手は経験もあるし、オールラウンダーなので、そこを自分が得意とする部分でどう攻めていくか。自分のスタイルは変えずに思い切り勝ちに行きます。寝技もロックダウン中にやってきたので、その部分はオフェンスもディフェンスも出ればいいと思います」と意気込んだ。

5月に結婚を発表した練習パートナーでもある夫のカイル・アグォン(31=米国)が第9試合でクレベル・コイケ(31=ブラジル)と対戦した後、第11試合で行われる美憂の試合でセコンドを務めると表明しており「心強いのは確か。いるといないとでは大きな違いがあるんだなあと、悔しいけど思います」と舌を出した。

2016年9月の総合格闘技初挑戦から4年でついにタイトル戦へ。「浜崎選手と試合をするのが1つの目標だったので光栄に思っています。この試合をしっかり取って、思い切り喜びたいです」と話したが、悲願のベルト奪取はなるか。

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